最終便まで

雪の札幌 公園通り
肩をたたいた 懐かしい奴
笑う目尻に 増えたなシワが
おまえらしい いい顔さ
最終便まで つきあうよ
久しぶりに 話そう
ちょっと翼をやすめて

夜のすすきの 馴染みの店に
腰をおろせば ほろ苦い味
いつもおまえと 飲んだな此処で
好きなあの娘を 誘っては
最終便まで 休まずに
飛び続ける 俺たち
いつか飛べなくなるまで

帰る東京 おまえの暮らし
北の匂いを 忘れてないか
今度一箱 送ってやるよ
寒い街の ぬくいもの
最終便まで もう少し
飲み干そうよ 想い出
胸の翼をたたんで
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