鴎の願い

愛する人に 愛の灯を
捧げて 生きて 行きたいの
もしも 私の もしも 命が
絶えた時には お願いしたい
鴎の声で 夜が明ける
港の丘に 埋めて欲しい

二人で交す ささやきも
いつかは 遠い 風になる
もしも 私の もしも 命が
絶えた時には 約束どおり
涙は どうか 見せないで
あの日の歌を 唄って欲しい

幸せなんて ひと時の
思い出 染める 虹の彩
もしも 私の もしも 命が
絶えた時には 鴎になって
あなたの胸に 帰りたい
小窓を開けて 迎えて欲しい
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