東京レイン

逢いたさを 紛らすように
ひとり飲む グラスのお酒
あの頃が 幸せすぎたから
憶い出が 涙を誘うの
グレイの絨毯も ブルーのカーテンも
みんなあのひとの 好きな色彩なのに…
こころまで 冷たく濡らす
東京は 雨…雨…雨…

雨だれが 窓辺を伝い
街灯り 遠くにかすむ
あのひとが いい人すぎたから
他のひと 好きにはなれない
夜更けの靴音や 扉を叩く音
今はこの耳に 聞こえないけれど…
恋しさに 名前を呼んだ
東京は 雨…雨…雨…

グレイの絨毯も ブルーのカーテンも
みんなあのひとの 好きな色彩なのに…
こころまで 冷たく濡らす
東京は 雨…雨…雨…
雨…雨…雨…
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