Song 2 ~the sequel to that~

慌ただしく 過ぎ去った季節は
おどけた風に舞う君のかおり溢れ

幼い頃ノートに描いた
眩しいパステルがきらめくようだった

儚い嘘で塗り替えたゆめをそっと誓った夜
押し寄せる悲しい現実を隠したまま

今ひとり歩き出す僕に何ができるだろう
指に触れた体温を探し続けていたのに

愛と云い切るのがちょっと恐くて
曖昧な未来を演じたりもしたね

ささやきかけて誤魔化した答えに笑い合ったけど
ココロの奥の方“yes”がちゃんと届いてたよ

今ひとり旅立った君に何ができただろう
優しくて泣きだした無邪気な空気の中で
暑すぎた夏の蒼やユニークなその捉え方も
分かち合えた全てを変わらず信じているよ

儚い嘘で塗り替えたゆめをそっと消した午後
押し寄せる悲しい現実を拒むように

今ひとり歩き出す僕に何ができるだろう
去りゆく君の仕種探し続けていたのに
これから何処へ行こうともそれほど違いはないさ
あの季節にはいつも儚い嘘をゆめ見るだろう

『雨あがりの街に やわらかな虹が架かった』

あれからの僕らはきっと
こんな日が来ると気づいてた

『そして街も暮れ逝く』
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