渇き

膝をかかえて 夜明け待っている
砂混じりの景色 ぼんやりと見てた
朝のひかりが 僕の身体を
強く 苦しい程 やわらかく照らす

決して帰らない あの温かな日々
声のかぎり 叫んでも 潮風にちぎれて

君が二度と 戻りはしないと
知った僕は 消えてしまうことさえできずに wow…

最後に君が のこしたものは
孤独という名の 癒せぬ渇き

決して帰らない あの温かな日々
声のかぎり 叫んでも 潮風にちぎれて

君に二度と 逢うことはないと
その真実に 頷くことさえもできずに woo…

やがて立ち上がる 扉を開いて 今
呼び戻す波の音に 背を向けて

胸の内に 残した痛みを
ためらうことなく この海に投げ捨てて
僕が全て 失くしたのならば
顔を上げて このまま 風に吹かれて歩こう wow…

Woo… woo…
×