祝いの舞扇

旅はみちづれ この世は情け
それが要の 夫婦道
松と鶴との 縁結び
明日へ翔び発つ 翼のように
夢をひろげる 夢をひろげる
祝いの舞扇

何の色にも 染まっていない
白い打掛け 夫婦色
竹に雀の 丸い仲
一つのぞみも 末広がりに
虹に染めよう 虹に染めよう
祝いの舞扇

いつも春とは きまっていない
雪の日もある 夫婦旅
梅に鴬 寄り添って
愛の誓いを 忘れぬように
胸にたたもう 胸にたたもう
祝いの舞扇
×