茉莉花の涙

黄昏の黄昏の ポプラの並木道
たたずめばはるか遠い 想い出が浮かぶ
あこがれたあこがれた 都会の片隅で
何もない部屋の中に あなただけがいた

1970年の あの夏の日は
いつまでもどうしても 忘れられない
幸せにつつまれた 茉莉花のかほり
あの頃の流行歌 くちずさみながら

この街をこの街を 走る路面電車
消え去った同じ道に 人があふれてる
なつかしいなつかしい 小さな喫茶店
窓ぎわで二人ずっと 見つめ合っていた

1970年の あのときめきは
いつまでもどうしても 忘れられない
ふり向けばわけもなく 熱くなる涙
新しい風が吹く 時代が来たけれど

1970年の あの夏の日は
いつまでもどうしても 忘れられない
幸せにつつまれた 茉莉花のかほり
あの頃の流行歌 くちずさみながら
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