もうひとりの君を残して

丘の斜面に咲く花
捜して来てと 君が言った

別れの朝になるのに
僕を頼る やさしさなら

帰る頃 君は居ない
この坂を 登りつめても

足元に広がる海
ふざけあう波に すべてうたがうよ

サヨナラ言えず 自由な瞳で
恋の意味を変えた夏を置き去りに
Give me just another word
Give me just another love
悲しくて

「昨日と同じ明日を
夢に見たらイケナイ」なんて

君の声 浮かべても
さみしさは 隠せやしない

朝露に 花びらさえ
思い出すばかり 輝いた日々を

失くしたすべて 自由な両手で
もうひとりの君を 映す青空を
Give me just another word
Give me just another love
この胸に

遠くへ続いてた はずの道が
ここから始まって ここで終るなんて

サヨナラ言えず 自由な瞳で
恋の意味を変えた夏を置き去りに
Give me just another word
Give me just another love
悲しくて
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