ふたりの明日

俺のこの胸に 二度ない春を
くれたお前の その瞳(め)に負けた
寒い夜には お酒をのんで
甘えても いいんだよ
渡る世間の 雨風に
泣けば苦労の 甲斐がない

いつもわがままを 聞いてた陰で
濡れていただろ 冷たい雨に
俺を忘れて 倖せひとつ
みつけたら いいものを
姉さん女房の 真似をする
可愛おまえに 泣ける夜

風に飛ばされて かさなり合った
落ち葉みたいな 俺達ふたり
つらい昨日(きのう)を 振り向くよりも
幸せに なるんだよ
夢のひとつに 片寄せて
生きてゆこうな 二人して
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