どうして君を傷つけたのだろう

もう逢えないと
言いかけた唇
涙ぐんだ君の瞳(め)を
見ていられなかった

なぜそうなのか
訊けもしないままで
いままでとは違う君を
ひきとめられず 息を止めた

だめになりそうだよ
胸が苦しくて なにもできなくて
どうして君を傷つけたのだろう
僕はいつだって つよく 抱いたのに

眠るまえには
かならずきた電話
さみしさだと気づかないで
君の気持ちを 迷わせたかい

だめになりそうだよ
自分のことばも うまく言えなくて
どうして君がわからないのだろう
僕はそばにいたはずさ だれよりも

想い出のなかにある
僕にたりない優しさ
探せるなら きっと…

涙も忘れそうだよ
胸が苦しくて なにもできなくて
どうして君を傷つけたのだろう
僕はいつだって つよく 抱いたのに

もう逢えないのかい
名前も呼べずに ぬくもりも消して
どうして君を傷つけたのだろう
君を失くしたくないよ いつまでも
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