花瓶

さよなら一言だけでいい
あなた背を向けたまま
この部屋をあとにするわたし
見送らないで

あてどない夢の中に
生きるあなたに
ついては行けない
煤けた花瓶に
咲いてる花さえ 想い出と枯れてゆくの

そう私はただの女になりたい
ありふれた幸せの中で

教会の鐘が聞こえたら
もう私戻れない
そう感じた時想い出す あなたの笑顔

今となりにいる人が誰なのかさえ
忘れてしまうわ

私が求めていたことは きっと
ここにいることじゃないの

気がついた時は指輪をはずして
駆けだしていたの 振り向かずに

花嫁姿のままとび出したら
あなたにすぐ電話するわ
あの部屋の花瓶 これから毎日
私が水をあげたいの My love oh yeah

もう離さないで いつの日にも
変らないで 時の彼方
Oh ささやかでも
安らぐこと それがきっと 幸せなの
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