港の別れ唄

雨にうたれながらも
じっと見つめた目と目
あんな幸せだった恋も嘘になるのか
二人とも これきりじゃ淋しいと
知っているのに
ヨコハマ夢も消えて
ついに別れてきたよ
濡れたタバコをすてた
雨の桟橋

夢を夢見た夜も
今じゃはてなく遠い
消えてゆく君のその細いうしろ姿よ
この腕をのばしたら
済むのかも知れないのに
ヨコハマ夢も消えて
なぜかあきらめた夜
男泣きしたかった
雨の桟橋
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