もう一度人生を

もう一度 もう一度人生を
あまりにむなしく 過ぎていった
指からこぼれる砂のよう
踏んでも 踏めない影のよう

道端に 小さな足跡を残して
すりきれた古い靴よ
歩くのに疲れて 傷ついた私に
新しい靴をおくれ

もう一度 もう一度人生を
涙と愁いの月日だけど
何処かに 落して来たらしい
自分をさがしに でかけたい

道端に 小さな足跡を残して
すりきれた古い靴よ
歩くのに疲れて 傷ついた私に
新しい靴をおくれ

もう一度 もう一度人生を
遅くはないのさ 今からでも
何処かに 落して来たらしい
自分をさがしに でかけたい
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