時の列車

ホームに響くベルの音に起こされてゆっくりと動き出す列車
息吹き運ぶ風に髪ゆらして見送る君に「ありがとう…」そう言って

走りだした時の列車 夢に向かう車輪を奏で
星の夜も曇り空もどんな時代もどこまでも駆け抜けていく

レールの上を走る…君の住み慣れた街とを思い出に変えて
新しい思い出を探すために僕らを運ぶ鼓動に揺られて

走りだした時の列車 夢に向かう車輪を奏で
星の夜も曇り空もどんな時代もどこまでも駆け抜けていく

桜運ぶ風に髪ゆらして見送る君に「ありがとう…」そう言って

行かないで…連れてって…今までも、そしてこれからも
通り過ぎて忘れていく景色みたいにあたしを思い出にしないで

走り出した時の列車 夢に向かう車輪を奏で
駆け抜けていく速度を上げて花色の空に高く汽笛を鳴らして
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