Tandem

汚れたガラス窓に
空の続きが映る
乗り遅れた一日から
気分が堕ちる

こぼれた餌を漁る
蟻のような存在
ダメな僕を もうひとりの
僕が見てるよ

もっとうまい
生き方があるのかな ねぇ
右か左かも
よくわからないんだ

だけどいつもいつも君といたい
それは絶えず正しいから
街を押し流す人の群れからはずれた
胸の音が 聴こえる場所で
君の声を 待っているんです

形あるものばかり
心は見ようとする
欠けはじめた 月の影も
ないわけじゃない

君の笑顔
どれだけ守れるかな ねぇ
ことばだけだったら
いくらでもあるのに

だけどいつもいつも君といたい
どんな無理を強いられても
愛を語るくちびるが渇かないくらい
同じ時間 重ね合わせて
僕らはきっと 大丈夫なんです
×