虹色の湖

幸せが 住むという
虹色の 湖
幸せに 会いたくて
旅に出た 私よ
ふるさとの 村にある
歓びも 忘れて
あてもなく 呼びかけた
虹色の 湖

さよならが 言えないで
うつむいた あの人
ふるさとの 星くずも
濡れていた あの夜
それなのに ただ独り
ふりむきも しないで
あてもなく 呼びかけた
虹色の 湖

虹色の 湖は
まぼろしの 湖
ふるさとの 思い出を
噛みしめる 私よ
帰るには おそすぎて
あの人も 遠くて
泣きながら 呼んでいる
まぼろしの 湖
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