もう一度

海沿いに 車停めて
懐かしい場所まで歩こう

何か云った君の声
かき消し 季節はずれの
バスが走ってく

さよならを 口にした事を
あの日から 悔やんでいる

眠れない夜を越えて
この胸の奥で
君への想いだけは
妥協できなくて
小さな肩先 照らす
夕焼けが眩しい
もう二度と 自分に嘘はつきたくない

さり気ない 微笑が
言い出せるきっかけ誘う

まわり道 繰り返し
時には 傷つけあっても
君が いとおしい

価値観が違うから ふたり
うまくゆく愛もあるよ

ずっと良いことばかりが
続かないとしても
どうしてゆくのかは
僕ら次第だから
怖いもの知らずの日々
取り戻さないか
もう一度 互いの心 見つめあって

そして君に出逢うまでは
幸せの意味を
感じたことなんか
なかったはずなのに
何かを諦めたなら
瞬間(いま)が逃げてしまう
もう一度 君との未来を 見つめてみたい
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