空白の日

例えば
晴れた朝に神様が迷子で
みんなが狂ったら
記念写真を撮ろう
ビルの屋上で大好きな君と

声は届かないまま
悲しい唄へと変わるよ

例えば
上手に笑う僕を見て君が
もしも泣いたなら
赤・青・いろんな色
指のすきまから心が流れた

声は届かないまま
悲しい唄へと変わるよ
胸に刺さってたトゲなら
抜いたはずなのに
まだ痛いんだ

いつか、 カラッポの僕の中から
嫌いな自分までいなくなったら
僕には何が残っているんだろ?
両手をただ眺めてた

声は届かないまま
悲しい唄へと変わるよ
胸に刺さってたトゲなら
抜いたはずなのに
まだ痛いから、歌った
歌った―。

「例えば……」っていう言葉で
未来を思い描いている僕です。
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