泣いた数だけ倖せに

おまえの心の 小さな花びらが
ほのかに 女の香りをつけて
疲れた この胸 いやす
紅ひく 仕草が 絵になる こんな夜
おまえは 空行く 雲になれ
俺は名もない 春の風
泣いた数だけ 倖せに
なれるじゃないか

妬くのは およしよ やさしいおくれ毛に
そっと触れたら 笑っておくれ
えくぼが 可愛いい おまえ

心にぬくもりあるから 生きられる
おまえは 旅ゆく 船になれ
俺は静かな 海になる
泣いた数だけ 倖せに
なれるじゃないか

心にぬくもりあるから 生きられる
おまえは 旅ゆく 船になれ
俺は静かな 海になる
泣いた数だけ 倖せに
なれるじゃないか
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