恋はせっしょやおまへんか

雪がちらちら クリスマス
街にキラキラ 灯がともりゃ
酒に浮かれた おろかもの
わんさか わんさか
くりだしますわ

こころに決めた あの方は
そんなフラチじゃ ありません
きっといまごろ 教会で
愛するわたし 想ってるはず

なのに 飲み屋の窓をのぞけば
ケバイ女を 口説いてたのよ
純情可憐な 乙女ごころを
スケベ心が 踏みにじったわ

そら ほんまに
せっしょや おまへんか
そら ほんまに
せっしょや おまへんか

きょうは 聖なるクリスマス
若い男はいけません
愛は苦しく 耐えるもの
待っても 待っても
待ち続けます

ずっと お目にはかからねど
あなた どうしておられるか
幼いころに 恋をして
いまも 操 通しております

なのにあなたは 結婚したのね
幸せそうな 顔をしてるわ
純粋一途な 女ごころを
オトコの嘘が 踏みつけたのよ

わて ほんまに
みじめや おまへんか
わて ほんまに
みじめや おまへんか

そして 今年のクリスマス
年もわからぬ 格好で
ここでこうして 踊るのよ
どんちゃか どんちゃか
酒がうまいわ

ゆめも理想も 萎えはてて
あまたオトコを 袖にして
復習心と ジェラシーが
にっちも さっちも
煮えたぎるのよ

こんな女に だれがしたのよ
うらみつらみを 聞かせてやろか
純真無垢な 娘もいまでは
虫もつかない いきおくれだわ

ほれ どんどんじゃんじゃん
酒 もってこい!

ほれ どんどんじゃんじゃん
酒 もってこい!
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