夜想

蒼く月の光が沈む
窓辺にやさしく風が寄り添う
遠い愛の記憶の中で
今も君がほほえみかける
いつか君の夢がかなえばいいね
そっと一人 かすかな祈りだけ届けて

絹の闇が静寂におりて
淡く翳る心が溶ける
胸の奥のはるかな潮騒
ふとなつかしい夜へ誘う
きっと君の想いかなえばいいね
そっと一人 かすかな祈りだけ届けて

いつも君が愛の中にあるように
そっと一人 ひそやかに祈るよ
×