だいじょうぶ

五月の庭ではだしになって
土の上に 立っていたら
光を吸い込んで からだごと
かるくなって 宙に浮かぶ
両手広げたら 空にとけてゆきたい

それから小さな粒になって
名もない花 草の中に
座って 新しい空気をつくりたいな

君とここでひとつになる
そんなこともできそうだね

ふるえる空から雨が降って
土の中に 連れ去られて
遠い国へ往く
地球を通り抜ける

君とそこでひとつになる
そんなこともできそうだね
目を閉じたら君が見える (光を たくさん からだに 吸い込んだら)
どんなことも大丈夫だね (それから 小さな 小さな 粒になって)
あふれる 想いは 大好きな 君のもとへ
あふれる 想いは 大好きな
君のもとへ
×