二つの朝

ドアのポストに溢れた
新聞の日付で
君の部屋の冷たさを数えた

あまり良くない噂の
奴らと遊んでる
そんな思いこの胸をかすめた

Ah-別れた日から
Ah-それぞれの朝

君に一つ預けてる朝を
も一度だけ
僕に返して欲しくて

重い三脚下ろした
音がして振り向く
「早起きなのね」向こうから微笑む

君が写した星座に
囲まれた部屋で
今までの僕の間違いに気付いた

Ah-君の部屋には
Ah-こんなに星が

君の心にある宇宙を
知らず知らず
僕は狭めてたと知った

Ah-僕の好きだった
Ah-あの日の香り

初めて開けたその紅茶は
今日の為にずっとここにあると知った
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