冬の地下鉄

都会の朝の吐息が
窓を曇らすwo-冬の地下鉄
君の声が聞こえて
振り向いても 寄せる人波
あの頃許せなかった街に
今は一人流されて

このまま大人になる
あの日何を信じたの
君と共に過ごした季節の
輝きだったのか

毎日GRAYの景色が
窓を流れるwo-こんな時代に
君の肩を抱いたり悲しませたり
夢を見ただけ
ホームで
誰の目も気にせず喧嘩もした
あの頃なら

過ぎ行く時の中で
君が僕と違うわけを
どんな言葉どんな言い訳も
解き明かしてはくれない

時代に逆らえば
羽根のように傷ついた
若さという なんて無防備な
キラメキ抱きしめて

このまま大人になる
あの日何を信じたの
何もかもが二度と戻れない
輝きだったのか

都会の朝の階段
駆け昇ればwo-
もう春の香り
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