PRAYER

くりかえされる毎日の中
不意に立ち止まる
探していたものはこの場所に
本当にあるの? 問いかける

手に入れる度 泡のように
手のひらで消えていくよ

ボクがぼくであるために いま
祈りを抱いてここにいる
信じたものはきっとあるんだ…
心の声が聴こえる
それが生きた証になるから

生まれた日にこの手を離れた
キボウノカケラを
誰もがいま探し続けてる
あてもなくひとり探してる

行く先もわからないまま
ただ走り続けてきた…

ボクがぼくであるためになら
いまできることのすべてを
なにもかもやり尽くしたいんだ
たとえ報われなくても
それが生きた証になるから

それはあまりに遠すぎて
投げ出したくもなるけど

ボクがぼくであるために いま
祈りを抱いてここにいる
信じたものはきっとあるんだ…
心の声が聴こえる
ボクがぼくであるために また
歩き始めるぼくがいる
消えかけた鼓動が甦り
瞬間を刻んでいく
それが生きた証(しるし)になるから

なるから…
×