星降らない夜

すこしでも 僕は君の元気になりたくて
かなしくても笑っていたんだ
この心の真ん中に
君のために部屋を空けてあるから
僕はさみしくはない
どこへ行ったって地球が舞台
ひとつだけ 忘れないでいてよ
君はかならず愛されている
いつの日か 星の降らない夜を迎えたら
僕のこと 記憶の城から
呼んで欲しい

すこしでも早く 君の傷が癒えるように
おしゃべりで埋めた涙
僕はきっと知っているから
さようならって出来事
君っていう人を
旅は自由だけれど
着地できない気球は乗れない
ひとつだけ 忘れないでいてよ
君はかならず愛されている
ときには 陽の当たらない坂道 凍えたら
僕のこと また燃やせばいい
立てるまでは

ひとつだけ 忘れないでいてよ
君は確かに愛されていた
いつの日か 星の降らない夜を迎えても
僕のこと やがて消えたって
そのことだけは
生きていく
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