天気雨を待ちながら

フロントガラスに積もる
砂に君が書いた
バイト先の店の名は
懐かしい ふた文字

歳の差を 思い出し
空を見上げたよ

遠い夏の 記憶がクロスする
君の笑顔 失くしたものを
教えている 青いSeaside

ペンキのはがれたドライブイン
馴染みのマスターが
この夏で店たたむと
ぽつりとつぶやいた

天気雨 落ちて来た
海が黙り込む

変わらないね 陽差しは 70's Days
忘れていた まぶしい夏の
あの記憶が 寄せる Seaside

青い Seaside
遠い Seaside
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