素晴しい夢の中で

空を駆ける希望(のぞみ)を
抱いて
僕等は今
疲れさえも知らない
だけ
いつか
風を手に入れたって
独り切りなら
翼は
飾りもの
輝きの詩

織り込むから
飛び立てる

素晴らしい夢の中で
形は問われない
素晴らしい夢を
いつも
何かでなく
何故かだけに
見たい

時間(とき)を重ね
陽(ひ)に近付いて
誰もがまた
その念(おも)いを
熱くする
たとえ
風を背に受けようと
険しさなしで
得るのは
掻き消され
虚しい幻

心までも
かこまれる

素晴らしい夢の中に
淋しさ残せない
素晴らしい夢を
いつも
何かでなく
何故かだけに
見たい
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