母は俺らの守り神

俺のこの手を この手を握り
負けちゃ駄目よと 泪の声が
駅のホームで 見送る母の
やせた身体が この目に浮かぶ
母は俺(おい)らの 母は俺(おい)らの
守り神

人の情けと 情けと恩は
大事にしなよと 自分の為に
決めた道なら がまんの坂を
のぼりきりなと 叱ってくれた
母はいつでも 母はいつでも
守り神

辛い浮き世の 浮き世の川を
渡り切るのさ 迷わずめげず
親に学んだ 真(まこと)の一字
辿りつくまで 命の限り
母は俺らの 母は俺らの
守り神
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