時計草

まだ 見ることのない 明日は
ほつれてしまった 歌や
絡んでしまった 過去を
溶かして 彩って くれるかな

夜を知らせる 影法師
繋いだ手が 長く伸びて行った
結局暗闇で 待つのは
明日でもなく あの日の笑顔

月が泣いた キミが泣いた
私が...
月が泣いた キミが泣いた
私が...

俯いてしまえば 形がふやけてく
またカラカラに
乾いてく

また 朝が始まるよ
毎日 新しい朝が
胸で 止まってる 時計草
咲いたり 枯れたり 受難の針

花が笑う キミが笑う
私が...
花が笑う キミが笑う
私が...

抱きしめてしまえば 涙で溢れてく
まだ 時を刻んでる

キミが笑う キミが笑う
キミが笑うから
それだけで

キミが笑う キミが笑う
キミが笑うから
それだけで

月が泣いた キミが泣いた
私が...
月が泣いた キミが泣いた
私が...
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