Room

言葉にするといつも
嘘になりそうで
でも黙っているだけじゃ
傷つけてしまう
いつか君は僕に言った
「この世界は幻だ」と
確かなもののカケラも
あげないまま
風が短い
カーテンを揺らし
秋の気配だけを誘う
光と影落として

Here is a diary
この部屋のむこうには
何がある?
いつか君を幸せに
出来そうな朝を探そう
目の前の窓を開けて
お互いの痛みを
試すのはやめよう
大人の意味など
誰も知らないのだから
買ったばかりの
白いテーブルに
にせものの花を飾ろう
永遠に枯れないように

Here is a diary
今 全ての悲しい出来事が
いつかきっと想い出に
なるような朝を探そう
風の匂いも変わってゆく
It's a diary
優しさというナイフは
これからはもう、
いらないから
世界は僕らのために
物語を用意してる
明日への窓を開けて
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