ハロウ

あかさたな 言いたくて 震える声出した
人をもっと知りたくて 潤む目を合わせた
唾飲み込む音 聞こえませんように
泣き出しそうなの ばれませんように

色をもっと見たくて 色鉛筆買った
色をもっと見たくて いろんな本を読んだ
大人になったら 掃いて捨てて焼いた
大人になるため 忘れ去って消した

ハロウ、ハロウ 世界よ 広いもんだね
ハロウ、ハロウ 世界よ 醜いもんだね

あかさたな 言えたって 肝心なこと言えない
人をよく知ったって 君のこと知れない
大人になれたかい 本当忘れたかい
俺はずっと どうやら 子どものままさ

ハロウ、ハロウ 世界よ よく見えるかい
ハロウ、ハロウ 世界よ 聴こえてるかい
まだまだ 笑顔はぎこちないし
まだまだ まだ声は震えるよ
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