燦々

日に焼けたぬいぐるみたち
この暮らしの事情を誰よりも知ってる
出窓から見える向かいの家のこどもがひとり
バスケの練習してる

しっかりとした気持ちでいたい
自ら選んだ人と友達になって
穏やかじゃなくていい毎日は
屋根の色は自分で決める

ざらついた壁を視線でなぞる
灰色の空に退屈をおぼえる

悲しくて寂しい夜にも
サモエドは笑ってる
そうおもえば愛おしい日々

間違っても別に構わない
次の日も君といれるかがずっと不安で
燦々とした気持ちでいよう
胸が詰まるほど美しいよ ぼくらは

しっかりとした気持ちでいたい
自ら選んだ人と友達になって
穏やかじゃなくていい毎日は
屋根の色は自分で決める
美しいから ぼくらは
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