あいたい

広すぎる空の 片隅で
通り雨のように 出逢ったね
こんなに胸が 痛くなるのも知らずに

手を振って どのくらい経つかな
忙しくて すれ違いばかり
まるでドラマに よくある恋愛みたい

“また電話するから”と 次の約束もないままに
改札口で見送るあなた 振り向かず涙を隠した

どんなに遠く 離れても
あなたへの想いは 深まるばかり
どんなに遠く 離れても
あなた以外に 愛せる人はいない

もつれた都会の 人混みで
吹き抜けてく 時間の流れに
はぐれないよう ついてくのでせいいっぱい

地図も見ずに どこへでも行ける
私の知らない あなたがいる
頼もしいけど 少し寂しい気もする

人はたくさんいるのに 誰も代わることはできない
黙ったままの受話器見つめて 「あいたい」と何度もつぶやく

どんなに遠く 離れても
あなたへの想いは 深まるばかり
どんなに遠く 離れても
あなた以外に 愛せる人はいない

どんなに遠く 離れても
あなたへの想いは 深まるばかり
どんなに遠く 離れても
あなた以外に 愛せる人はいない
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