前夜

革命家が指をさすその方角に誰もが目を凝らす
作戦通り今夜僕はスイッチを入れて
街を焼き尽くす獣を放つ

デストロイヤー
本当はとても愛しているんだよ
わかって欲しいよ
飛び出した翼はすぐに
夕闇に消えていったのさ

「わたしのことならすぐわすれてほしい
あしたのあさにはまたわらっててほしい」とさ

さよなら交わして歌うように鳴いては
寝静まる街のその闇を照らした
それからはもう誰も知らないことだってね
「あしたのあさにはまたわらっててほしい」とさ
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