シロネコ

おさないキミとわたし 小さい町で出会って
7才のふたり わらう じゃれあってる写真

静かに動く 白いせなかをなでてても
キミはといえば ねむる ひたすら ねむるだけ

なみだの落ちる夜に そっと よりそうキミの
耳には ほそく 真っ赤な 生きているしるしが

ララララ…

右手はすっかり キミのやわらかさを覚えて
ヒザの上の あつい 生きている重みも

毎日を満たす いつも キミを見ているだけで
大きな瞳 私の こころを見すかした

ララララ…

どれだけ はなれていても キミはここにいるんだよ

あぁ もう9時、行かなきゃ
だけど
あとちょっとだけいっしょに…。
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