あなた

愛するためにめぐり逢えたのに
風の向きがかわりました
追いかけても 追いかけても
つむじ風のような あなた
命燃えた夜は冷たく
明日を涙で迎えればいいのでしょうか

愛されたいとひたすら尽しても
ひとりぼっちになりました
誰よりも 誰よりも
いつもやさしかった あなた
目を閉じればこころ切なく
影にすがって生きればいいのでしょうか

愛していてもなぜか淋しくて
風の中を待ちました
あなただけに あなただけに
命ある限り あなた
愛はひとつ消えることなく
いつか何処かでまためぐり逢えるでしょうか
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