ハミングの色

きみがなんとなく鼻唄歌うのは
いいことがあった時の癖だ

知らんぷりして
声を重ねた

真っ白な街中が塗り絵みたいに
ハミングの色できれいに染まる
きづいてきみは恥ずかしかったんだ
坂道立ち漕ぎした 風の日

ぼくがなんとなくあの歌歌うのは
きづけば浮かれてる時だ

ココロの中で
声を重ねた

褪せた想い出の鼓動うごくように
ハミングが風にまぎれてる
きづいてぼくはさびしくなったんだ
坂道ふりかえる

真っ白な街中がいつかみたいに
ハミングの色できれいに染まる
きづけば季節通り過ぎてたんだ
坂道立ち漕ぎした 幻
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