海岸2号線

もういらないほど
ボロボロに弱った恋を
それでも僕はもう一度抱き寄せてみるんだ

沈黙が心地いい時代を通り過ぎて何を見つけよう?
いつもの部屋じゃ 同じ言葉ばかり 何も話せなくなる

寒空辿り 海まで行こう 祈るみたいに 車飛ばす
何が変わるかな?

僕ら 恋をしていた
呆れるくらいはしゃいでた
夢を見ていたんだ 風が吹くたび 霞んで行く気持ちだけ見つめすぎた
なぜか 冴えない日々が
僕を励ましているんだよ
消えゆく君を 想ったら 眠れなくなるんだ

「ところでね 雨が降りそうよ 洗濯物を出したままね」
そんなセリフが似合うようになった大人になったふたり

窓の外には灰色の街何も言わずに僕ら見てる
何もいらないや

僕ら 恋をしていた
あきれるくらいはしゃいでた
だけれど今知ったよ 風が吹くたび
戻れないほど君を知りすぎていた
なぜか 冴えない日々が
僕を励ましているんだよ
消えゆく君を 想ったら 眠れなくなるんだ
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