さよなら愛しい人よ…

ため息が二人を包んだ まだ雨は止みそうも無い。
声も出さずに 貴方は静かに泣いた。
気付かないふりで 僕は濡れた靴の先ばかりを見ていた。

いつだって 僕は一人だった
貴方に出会うまでは… 出会うまでは…。

さよなら愛しい人よ… 貴方が好きだった
あんなに一緒に居たのに… Ah~ Ah~
この雨に溶けてしまえば 今夜ベッドの中
眠れずに 朝を待つ事も無いのに…。

傘もささず 離れて行く貴方に
かける言葉 みつからなくて

絶望が二人引き裂いた 約束も守れぬままに
もっと貴方に 触れていたいと願った。
手を繋いだって 「全て…終わり」
そんな気がしてたまらないよ

今だって僕は一人なんだ
貴方と離れたって… 離れたって…。

さよなら愛しい人よ… さよなら愛しい人よ…
さよなら愛しい人よ… 貴方が好きだった
いつか又 逢える日が来るだろうか?
心の闇を照らして 見えた物を全部
受け入れる勇気と覚悟を 貴方に見せよう。

さよなら愛しい人よ… 貴方が好きだった
あんなに一緒に居たのに… Ah~ Ah~
この雨に溶けてしまえば 今夜ベッドの中
眠れずに 朝を待つ事も無いのに…。

回る…回る…回る…回る…
貴方と過ごした日々。
夏の記憶 あの空が…。
離れて行く…離れて行く…貴方が…。
やっと辿り着いた 場所だったのに…。
さよなら愛しい人よ… さよなら愛しい人よ…
さよなら愛しい人よ… さよなら愛しい人よ…
×