父さん

白髪まじりの髪を とかして 少しふけたといいながら
鏡をのぞく後ろ姿が やけに小さく見えて
子供の頃布団の中で 貴方の胸に抱かれて
きいて眠ったおとぎ話が 思い出せない

悲しいです 時の流れが 貴方をかえて行く事が
小さく見える貴方のそばに いつも僕が父さん

貴方の明日に 幸あれと
貴方の明日に 幸あれと

通りすぎればつらい事も 笑い話といいながら
酒をのみほす貴方の目が やけに淋しくみえて
きっとこの春 お姉ちゃんを 嫁にだしたからだね
そうだあの時初めてです 貴方の涙みたのは

悲しいです 時の流れが 貴方をかえて行く事が
小さく見える貴方のそばに いつも僕が父さん

貴方の明日に 幸あれと
貴方の明日に 幸あれと

貴方の明日に 幸あれと
貴方の明日に 幸あれと
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