人生二人三脚

雨が降っても 傘さえさせぬ
つえをたよりの 残りの命
身を寄せ合った 相合い傘が
映える舗道の水たまり
あゝ人生二人三脚
たのむぜ お前

やっとこれから 楽させようと
思う矢先の つまずき癖に
何も言わずに 肩かすけれど
じんと心が伝わるぜ
あゝ人生二人三脚
たのむぜ 今日も

ここで負けては 何にもならぬ
登る途中の人生峠
かわいい子供にゃ苦労はかけぬ
俺とお前はいつまでも
あゝ人生二人三脚
たのむぜ お前
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