人生一代男花

演歌ひとすじ やるぞと決めて
浮世こがらし 流し唄
通天閣の赤い灯よりも
燃えるこの花 男花
引くな人生 俺の道

縄ののれんに 肩叩かれて
くぐる横町の 屋台酒
陰にまわって 支えてくれた
可愛いお前が いればこそ
真一輪 花となる

俺の出番と 薄陽がさせば
廻り舞台の 幕が開く
道頓堀の 水面に映す
度胸千両の 晴れ姿
人生一代 男花
×