ただいま

涙がこぼれてしまいそうだ
闇を照らす 訳知り顔 星明かり
ただいま 峠の我が家
筆不精な僕を許しておくれ
ありがとう うれしいわ
古いレコードと ビーズの首飾り
旅路の面影
今なら言えそうな気がした
甘く苦い ワインのような夜更けに
身体を確かめるのだ
僕の癖を真似て 笑わせておくれ
さようなら 言わないで
グレーのジャケットも ブーツも隠しちゃうよ
ほら太陽が昇る頃
きれいに 爪を切る
時計をちらり見る
2人は きっと上手くいくよ
さあ 大きく手を振ろう
涙がこぼれてしまわぬよう
遠い空の下で君のことばかり
ただいま 峠の我が家
筆不精な僕を許しておくれ
×