懐かしい街

想い出にふと呼び止められたみたい 懐かしい駅で降りていた
流行りのカフェが出来てた駅の前で せつない風が頬を撫でる

忘れられない街で 迷子の心 あなたがいないから
ここで交わしたくちづけも 夢か現? まるで幻だけど

遠く遠く 離れてるのに 消せない愛しさは
胸に残る 希望のかけら いつかきっと
強く強く それぞれの道 進むなら もう一度
逢える時が来ると信じて歩けるから

公園にいた野良猫に話したの 「拾った子猫は元気だよ」
暮らしてた部屋は別の人が住んで 知らない季節が流れてた

ひとりで歩く街に ふたりの記憶 あなたはいないのに
いつも並んで散歩した 道は分かれ道に続いてたけど

遠く遠く どこへ行っても 優しいこの場所は
恋をしてた心のすみか いつか別の
誰に誰に出会うとしても あんなにも夢中に
なれることはきっとないけど もうここから

未来に帰ろう 失った恋が私に強さをくれたのなら
ここへ二度と来ない私になりたいから

鮮やかなあの夕焼けが立ち去るのは新たな明日が来るためだよね
夢が叶うようにと どこにいても願ってる いつでも

遠く遠く 離れてるのに 消せない愛しさは
胸に残る 希望のかけら いつかきっと
強く強く それぞれの道 進むなら もう一度
逢える時が来ると信じて 歩けるから

未来に帰ろう 失った恋が私に強さをくれたのなら
前を向いて歩く私にきっとなるから
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