メビウス

もしも1度だけ 空を飛べるのなら
雲を見下ろす高さまで 駆けて
夕日に染められ カーテンの隙間で
朝が来るまで見守ろう 君を

桜舞う季節にそっと窓の外から
どんな日々も連れて行く君の 望む場所へ

変わらない日々がいつか飽きてくるんだろ?
いっそ楽になれたら、と思ってんだろ?
その思いをただ隠して笑う君がいるなら
ずっと隣で一緒に 涙を
オレは君だけ包める空になろう

もしももう2度と 叶わないとしても
決して逃げない強さだけ 持って
立ち止まる時は 歩かなくていい
悲しみは続いていくもの いつも

雪の降る季節もそっと窓の外から
どんな日々も連れて行く君の 望む場所へ

つまらない今日と過去に別れ告げるまで
もっと違う明日へと願うほどに
その思いをただ貶して笑う奴がいるなら
ずっと隣で一緒に 歌おう
オレは君だけ抱える雲に

夜桜1つ 涙流れる夜に
2つ蜉蝣の羽を失う
3つ4つと秋木枯らしに晒され
また明日へ 歩いていく

変わらない日々がいつか飽きてくるんだろ?
いっそ楽になれたら、と思ってんだろ?
その思いをただ隠して笑う君がいるなら
ずっと隣で一緒に 涙を
オレは君だけ包める空になろう 空に
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