ドアの向こう

大切な何かを 忘れ得ぬ景色を 心の目で見つめていた
巡りゆく季節と 明けては暮れる日々 時は過ぎる風のように

時の列車に乗って旅は続くの
明日が始まる 心のドアを開けて

「きれいな日だったね。」 呟く君の 初めて見せる顔
気づけばいつでも笑ってくれた 側には君がいる

朝焼け海の音 輝く空の色 心の時計が動くの
芽吹く双葉のように 深呼吸する君を 見つめている風の中で

夜の闇の中にきらめく星座
優しい光が二人を照らしていた

「きれいな日だったね」 見上げた君の 願いをあの星に
瞳が微笑むとき 聞こえる あの日の声

大切なあなたを 忘れ得ぬこの日を 心の目で見つめている

時の列車に乗って旅は続くの
明日が始まる 今このドアを開けて

大切なあなたを 忘れ得ぬこの日を 心の目で見つめている
幾千もの出会い 明けては暮れる日々 繰り返したい君のそばで

時の列車に乗って旅は続くの
明日が始まる 今このドアを開けて

瞳が微笑むとき 聞こえるあの日の声
×