哀愁のリラ

いくつ季節が 流れても
花の香りは そのままに…
北国の 夏は短くて
愛は 愛はつかのま ふたり駆け抜けた
許されるなら 今すぐに 逢いたいよ
もう一度 もう一度 リラの咲く街で

指をからめた 恋人が
若いあの日を 呼び戻す…
なにもない 狭いアパートで
夢を 夢を頼りに 明日を信じてた
淋しくひとり いるのなら 逢いたいよ
むらさきの むらさきの リラの咲く街で

もしも時間を 戻せたら
逢える気がする 時計台…
北国は 冬が長いから
じっと じっと待つのと きみは微笑んだ
昔の言葉 胸に抱き 逢いたいよ
もう一度 もう一度 リラの咲く街で
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