情熱に届かない ~Don't Let Me Go~

快速電車を見送った 川近い駅の夕焼けに
きみがいた夏の匂いが 吹いて来る
細めた瞼くすぐるように

遠くの道路の橋桁が最後に眩しく溶けていた
時を追い越して はしゃいだ私達 みんな みんな

きかせてよ あのときのうた
あなたの声で もう一度だけ
ガードが轟きちぎれ飛ぶ
Don't let me, don't let me go
忘れたくない あの時の夢
今は情熱に届かない

きっとそれぞれに思ってた
何を目的に生きてくの
口には出来ない不安を抱きしめて ずっと ずっと

描いてよ あのときの空
あなたの腕に もう一度だけ
白いキャンバスが燃えるほど
I want to, I want to know
失くしきれない あのときの夢
いつか情熱に届きたい
きみがいた夏の匂いが吹いて来る そっと そっと

きかせてよ あのときのうた
あなたの声で もっと激しく
夕陽の彼方にちぎれ飛ぶ
Don't let me, don't let me go
忘れたくない あの時の夢
今は情熱に届かない

あのときのうた
あなたの声で もう一度だけ
ガードが轟きちぎれ飛ぶ
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