ラブソングは無力だ

ラブレターを回し読みしてるみたいな
壮大なエアリプ飛ばされてるみたいな
何十何百人、はたまた何万人の
前で歌われたってそんなの悲しくなってしまうと思うの

あなたのことを本当に好きだと言うなら
目を見てちゃんと思いを伝えればいいのに
なんちゃらアリーナでも武道館でもなく
家の近くの小さな喫茶店でこっそり手紙書くよ

本当は一人にだけ伝えたいだけなのに

世界を救えるような
メロディもいらない
君にだけ届いて
くれるような歌が歌いたい
ラブソングは無力だ

明け方午前四時ベットの片隅で
歌った君にだけのラブソング
今はもう君には歌うことはできない
君以外なら誰にだって歌うことができるのに

本当は一人にだけ伝えたいだけなのに

誰もが感動する
言葉もいらない
君にだけ届いて
くれるような歌が歌いたい
ラブソングは死んだ

たった一人に伝わればいいのに
こんな風にしか出来なくて
本当情けないな

世界を救えるような
メロディもいらない
君にだけ届いて
くれるような歌が歌いたい
ラブソングは無力だ
×